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大手ハンバーガーチェーンのマクドナルドがスウェーデンで、子供向けメニュー「ハッピーセット」のおまけとして簡易VRヘッドセットを提供するプロモーションを計画していると、AdWeekなどの媒体が報じている。

「Happy Goggle」と名付けられたこのVRヘッドセットは、ハッピーセットの容器(紙箱)を組み立ててつくるもので、顧客は自分のスマートフォンをはめ込むことで、マクドナルドが提供するVRゲームをプレイできるという仕組み。提供されるゲームタイトル「Se Upp I Backen」(英語名「Watch Out on the Slopes」)は、スラロームスキーをテーマにしたと360度視点のVRゲーム。なお、このVRヘッドセットが付属するハッピーセットの値段は米ドル換算で4ドル10セント相当になるという。

簡易VRヘッドセットを利用した取り組みでは、グーグル(Google)の「Google Cardboard」(段ボール製キット)がもっとも知られており、過去にはNYTimesが新聞購読者に同キットを配布した例や、米ベライゾン・コミュニケーション(Verizon Communication)との共同で作成・配布された「スターウォーズ」がテーマのキットの例もあった。そのほか、大手玩具メーカーのマテル(Mattel)がグーグルとコラボした「View-Master」という子供向けVRヘッドセットも販売されている。

【参照情報】
McDonald's Is Now Making Happy Meal Boxes That Turn Into Virtual - AdWeek
McDonald's VR goggles: the cases for and against - The Verge
McDonald’s Serves Up Happy Meal With a Side of Virtual Reality - WSJ

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