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マイクロソフト、SQLサーバーをLinuxマシンでも動作可能に
2016.03.08
Updated by WirelessWire News編集部 on March 8, 2016, 11:23 am JST
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2016.03.08
Updated by WirelessWire News編集部 on March 8, 2016, 11:23 am JST
マイクロソフト(Microsot)が米国時間7日、同社のデータベースソフトウェア「Microsoft SQL Server」のLinux OS対応版を2017年半ばにも提供することを明らかにした。
マイクロソフトでは、2014年のサトヤ・ナデラ(Satya Nadella)氏のCEO就任以来、それまでの「Windows」中心の戦略を転換し、自社のソフトウェアやアプリケーションをアップル(Apple)やグーグル(Google)などのプラットフォームにもオープンにしてきている。今回の取り組みもこの一環と見られ、データベース市場で首位を走るオラクル(Oracle)から市場シェアを奪うのが目的と見られている。
マイクロソフトによれば、企業ユーザーは同日からLinuxディストリビューションのUbuntu 用のSQL Serverのプライベートプレビュー版に登録でき、また、マイクロソフトは同じくLinuxディストリビューションのレッドハットに対応したバージョンについても開発を進めているという。
なお、調査会社IDCによれば、データベース関連市場では、オラクルの売上が市場全体の売上高の46%を占め、マイクロソフトは19%でこれに続く2位、3位には16%のIBMが続いているという。
【参照情報】
・Microsoft takes on Oracle, opening up database software to Linux - Reuters
・Microsoft to Offer a Version of SQL Server to Linux Users - WSJ
・Microsoft Plans Linux Database in Bid to Win Sales From Oracle - Bloomberg
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