original image: © misunseo - Fotolia.com
MIT発の自動運転車ベンチャー、新たに1600万ドルの資金を調達
2016.05.31
Updated by WirelessWire News編集部 on May 31, 2016, 12:32 pm JST
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2016.05.31
Updated by WirelessWire News編集部 on May 31, 2016, 12:32 pm JST
自動運転車用ソフトウェアを開発する米ベンチャーのニュートノミー(Nutonomy)が先ごろ、新たに1600万ドルの資金を調達したことを発表。ウーバー(Uber)やアルファベット(Alphabet)、ジェネラル・モータース(General Motors)などの企業が開発を進める自動運転車分野への投資がさらに拡大している。
ニュートノミーは2013年にマサチューセッツ工科大学(MIT)から事業として独立したスタートアップで、フォードモーター(Ford Motor)のビル・フォード(Bill Ford)会長のVCであるフォンティナリス・パートナーズ(Fontinalis Partners:以下、フォンティナリス)などのVCからこれまでに360万ドルを調達していた。
今回の投資には、リードインベスターのハイランド・キャピタル・パートナーズ(Highland Capital Partners)のほか、フォンティナリス、シグナルベンチャーズ(Signal Ventures)、シンガポール経済開発庁の投資会社であるEDBI、サムスンベンチャーズ(Samsung Ventures)などが参加。この話題に触れたFortuneでは、ニュートノミーの評価額について、1億ドルとする情報筋の話を紹介している。
ニュートノミーでは、すでに三菱の「iMiev」またルノー「Zoe」を使用した自動運転ソフトウェアのテストをシンガポールの公道で行っており、2018年までにシンガポール国内で自動運転車のタクシーサービスを開始したい考えだという。また、同社は英国や米ミシガン州アナーバーでもパートナー企業と自動運転技術のテストを行っているという。
【参照情報】
・Self-Driving Car Startup nuTonomy Raises $16 Million in Funding - WSJ
・NuTonomy Raises $16M As It Pursues Self-Driving Taxis - Fortune
・Yet another autonomous-car startup receives millions in funding - CNET
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