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Harry Shum: Faculty Summit 2014 Keynote(Microsoft Research)

マイクロソフト、人工知能関連の研究部隊を統合 - 5000人規模の新体制に

2016.09.30

Updated by WirelessWire News編集部 on September 30, 2016, 12:45 pm JST

マイクロソフト(Microsoft)は米国時間29日、同社の音声アシスタント機能「Cortana」や検索エンジン「Bing」などの研究チームと同社の研究部門マイクロソフトリサーチ(Microsoft Research)とを統合することを発表した。

この新部門では人工知能(AI)分野にフォーカスし、約5000人規模の体制で研究を進めていく考えで、責任者にはマイクロソフトリサーチのハリー・シャム(Harry Shum)氏という幹部が就任する。いっぽう、これまでマイクロソフトのオンライン関連部門の責任者を務めていたチー・ルー(QI Lu)氏の健康上の理由から退社を発表。今回の組織再編はこれに伴うものとされている。

新たな研究グループには、マイクロソフトリサーチのほか、同社のアプリケーションおよびサービスグループ、それにインフォメーション・プラットフォームグループやアンビエント・コンピューティング&ロボティクスチームも統合されるという。

シャム氏はWSJに対し、同氏とサトヤ・ナデラ(Satya Nadella)CEO、ルー氏の3人がAI関連の取り組みについて1年以上前からブレストを重ねてきたと述べている。またナデラCEOが「AIの民主化」を掲げ、大企業向けから個人向けまで様々な製品やサービスにAIを活用していくとの考えを明らかにしていたことにもWSJは言及している。

【参照情報】
Microsoft Centralizes Artificial Intelligence Efforts as Executive Steps Down - WSJ
Internal email: Microsoft forms new 5,000-person AI division; key exec Qi Lu leaving after bike injury - GeekWire
Microsoft taps the brainpower of its legendary research unit in an artificial intelligence push - Recode

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