画像はイメージです original image: alex.pin / stock.adobe.com
新型コロナウイルス拡大に乗じて世界中でサイバー攻撃が増加 ほか
Cyber Security News July 4th week,2020
2020.07.29
Updated by Wataru Nakamura on July 29, 2020, 16:00 pm JST
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Cyber Security News July 4th week,2020
2020.07.29
Updated by Wataru Nakamura on July 29, 2020, 16:00 pm JST
新型コロナウイルス拡大に乗じて世界中でサイバー攻撃が増加【ZDNet 7/21】
ヴイエムウェア・カーボン・ブラック(VMware Carbon Black)は米国時間7月21日、新型コロナ禍のサイバー攻撃に関する新たな報告書をリリース。日本、オーストラリア、ドイツ、英国、シンガポールなどの企業のIT/サイバーセキュリティ責任者を対象にしたこの報告書によれば、新型コロナウイルスの流行で在宅ワークが拡大する中で、企業の91%がサイバー攻撃の増加を報告したという。特に、新型コロナウイルス流行に便乗したマルウェアの増加を報告した企業は全体の92%で、過去12カ月で何らかのデータ漏洩に直面した企業の割合も94%に上っている。
原文:COVID-19 fuels cyber attacks, exposes gaps in business recovery
米大統領選のバイデン陣営、選挙戦のサイバー攻撃対策にサイバーセキュリティのスペシャリストを採用【Washinton Post 7/10】
米大統領選の民主党候補に内定しているジョー・バイデン氏は先ごろ、自らの陣営のCISO(Chief Infomation Security Officer、最高情報セキュリティ責任者)にクリス・デルーシャ氏を採用した。デルーシャ氏はオバマ政権時代に国土安全保障省やホワイトハウスでサイバーセキュリティ関連の要職を歴任した人物。バイデン陣営は、4年前の選挙戦でロシアによるハッキングや情報暴露などに影響を受けたヒラリー・クリントン陣営の二の舞を避けたい狙いとみられる。
世界規模の旅行テック企業をグローバルな監視ツールに利用するFBI【Forbes 7/16】
米連邦捜査局(FBI)は、テキサス州の旅行テック企業で世界最大のGDS(global distribution system、世界中の航空・鉄道・ホテルなどの予約・発券ができるコンピューターシステム)を運営するセーバー(Sabre)に長年捜査への協力を要請してきた。FBIは同社のネットワークから情報を得ることで、世界中の容疑者の移動や宿泊などの情報を時にはリアルタイムで追跡することが可能になっている。しかし、このような監視の法的根拠については、専門家から疑問視する声も上がっている。
原文:The FBI Is Secretly Using A $2 Billion Travel Company As A Global Surveillance Tool
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登録はこちら1985年生まれ。福岡県福岡市出身。翻訳者。テクノロジーやファッション、伝統工芸、通信、ゲームなどの分野の翻訳・校正に携わる。WirelessWire Newsでは、主に5G、セキュリティ、DXなどの話題に関連する海外ニュースの収集や記事執筆を担当。趣味は海外旅行とボードゲーム。最近はMリーグとAmong Usに熱中。