新型コロナウイルスの感染拡大を受けて緊急事態宣言が発出されたことにより、外出が制限されたことは記憶に新しい。多くの企業は、準備期間に余裕がない中でテレワーク(在宅勤務)やリモートワークの実施を急いだ。日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC)は、その実態を把握するために「テレワーク状況とセキュリティに関するアンケート調査」を実施した。
調査は、(1)「一般有業者の新型コロナウイルス感染症の影響によるテレワーク(在宅勤務)の状況について把握する」、(2)「テレワーク(在宅勤務)時のネットワーク接続環境や認証の方法など、テレワーク中に利用しているシステム、機密情報の扱い方や機密情報の保管場所、情報セキュリティなどについて把握する」――ことを目的に2020年5月に実施したものだ。
アンケート結果から、今回の新型コロナウイルス感染症の拡大を機に緊急的にテレワークを実施した回答者が半数を超える結果となった。こうした実態から、セキュリティ対策について考慮すべき課題が散見されることがわかった。特にセキュリティの視点でテレワークや在宅勤務の実態をチェックすると、利用者とシステム管理者との間に意識のギャップがあることが明らかになった。
セキュリティ関連のオンラインイベントである「ジャパンセキュリティサミット2020」では、アンケート調査を実施した日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC)の講演が実施される。講演では、その調査結果から、「テレワークの導入をした結果、セキュリティ対策について考慮すべき状況」について浮かび上がった課題を解説。今後のウィズコロナを見据えたテレワークとセキュリティの関係についての知見を高めてほしい。
講演タイトル「コロナ禍におけるテレワーク状況とセキュリティに関するアンケート調査と今後の対応」
講演団体:一般社団法人日本スマートフォンセキュリティ協会
登壇者:一般社団法人日本スマートフォンセキュリティ協会
PR 部会 副部会⾧ 小椋 則樹(おぐら のりき)
利用部会 副部会⾧ 松下 綾子(まつした あやこ)
日 程:2020年 9月2日(水)10:00〜10:30
会 場:Teamsライブを利用したオンラインイベントです。peatixでお申し込みの方に事前に招待メールをお送りします。
参加費用:無料:お申し込みは当日9月2日の10:00までとさせていただきます
主 催:ジャパンセキュリティサミット実行委員会
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