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ソフトバンクとノキア、AI-RANと6Gの研究で協力

5G News Oct 2nd. week, 2024

2024.10.12

Updated by Wataru Nakamura on October 12, 2024, 15:51 pm JST

ソフトバンクとノキアは9月11日、AI-RANと6Gの実現に向けた共同研究開発に関する覚書を締結した。両社はこの共同研究により、柔軟性があり、高速で信頼性の高い通信ネットワークの提供を目指すという。

AI-RANは、AIと無線アクセスネットワーク(RAN)の融合により、次世代のモバイルネットワークを実現する技術。このようなRANシステムでは、無線周波数帯域やトラフィックを自動的に管理・最適化して運用効率を向上させる効果が期待される。

両社はこの提携により、ノキアのvRANプラットフォームを使用したAI-RANの開発や、6Gへの活用が期待されるセンチメートル波の実証実験などを共同で実施するという。

ノキアとソフトバンクは、AIを利用して既存のRANの性能や効率の向上を目指す「AI-RANアライアンス」の創設メンバー。同アライアンスにはエリクソンやサムスン、マイクロソフト、T-モバイルUSなども加盟している。

Research and Markets社のレポートによれば、RAN向けにAIがアプローチ可能な市場の規模は、2024年~2028年の間に毎年45%成長すると予測されている。

資料

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中村 航(なかむら・わたる)

1985年生まれ。福岡県福岡市出身。翻訳者。テクノロジーやファッション、伝統工芸、通信、ゲームなどの分野の翻訳・校正に携わる。WirelessWire Newsでは、主に5G、セキュリティ、DXなどの話題に関連する海外ニュースの収集や記事執筆を担当。趣味は海外旅行とボードゲーム。最近はMリーグとAmong Usに熱中。

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