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SKテレコム、AIと通信を融合した6Gの進化の方向性を提示

5G News Nov 1st. week, 2024

2024.11.06

Updated by Wataru Nakamura on November 6, 2024, 17:35 pm JST

韓国通信最大手のSKテレコムは、AI時代における6G技術に関するホワイトペーパー「SK Telecom 6G White Paper : View on Future AI Telco Infrastructure」をリリースした。この中で、AIと通信の融合をベースにした無線/有線インフラの進化の方向性を示している。

今回の報告書は、同社が2023年に発表した6Gに関するホワイトペーパーをベースにしたもの。昨年の報告書では、6G標準化に必要な主要要件や技術動向、候補周波数帯などの分析が提供されていた。

同社は今回の報告書で、6Gインフラの進化において「クラウドネイティブ」、「グリーンネイティブ」、「AIネイティブ」の3要素が中核を担うと定め、国際電気通信連合(ITU)の6Gフレームワーク勧告(IMT-2030)で強調されたユビキタスインテリジェンスに基づく6Gインフラの進化の可能性を提示。また、通信ネットワークインフラとAIを組み合わせ、リアルタイムのデータ処理とAIサービスを同時に提供する「Telco Edge AI」インフラのコンセプトにも焦点を当てている。

SKテレコムのバイスプレジデントおよびインフラ技術室長を務めるYu Takki氏は「このホワイトペーパーを通じて、Telco Edge AIに基づく次世代インフラ進化の方向性を示し、関連エコシステムの拡大を模索することを目指している」とコメントしている。

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中村 航(なかむら・わたる)

1985年生まれ。福岡県福岡市出身。翻訳者。テクノロジーやファッション、伝統工芸、通信、ゲームなどの分野の翻訳・校正に携わる。WirelessWire Newsでは、主に5G、セキュリティ、DXなどの話題に関連する海外ニュースの収集や記事執筆を担当。趣味は海外旅行とボードゲーム。最近はMリーグとAmong Usに熱中。

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