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森林循環経済編集部 fc_editor

バイオマス化学、建築物の木造化・木質化、林業における働き方の変化、地域創生と森林の関係、森林文化、森林と接続する社会的共通資本などに関連した話題やアイデアを発信するメディア『森林循環経済』の編集部。

脱炭素の大きな責任が課されている化学産業―森林循環経済と化学産業(1)

「森林」と「化学産業」という一見かけ離れたテーマを掲げたこのタイトルを見て、「いったいどんな関係があるのだろう?」と疑問に思われた方も多いのではないでしょうか。実は、これからの日本の未来を考えるうえで、森林と化学産業の関 […]

2025.10.01

貧困が共有地の収奪をもたらす構造を解き明かす 千葉徳爾『はげ山の研究』を読む(後編)

※前編はこちら地域の森林乱伐と歴史的背景を論考した名著 千葉徳爾『はげ山の研究』を読む(前編) 千葉徳爾『はげ山の研究』に記されている江戸時代の事例をもう一つ紹介する。濃尾平野の北東部(東濃地域)には陶磁器生産で知られる […]

2025.09.26

石油からバイオマスへの転換は、林業・製材施設と化学プラントの連携が鍵—森林循環経済総論(2)

木質バイオマスの新規需要は、石油化学からバイオマス化学への転換で発生する。カーボン・ニュートラルの実現に向けて、2050年時点で化石資源はほとんど活用できなくなる。これは燃料としてだけでなく、原料としても同様である。一方 […]

2025.09.24

木を切ることは悪なのか?老いた森を若返らせよう―日本の森林が支える循環社会(2)

森林は、二酸化炭素(CO2)を吸収して酸素を放出する――このように習った記憶のある方も多いかもしれません。けれど実は、森林が常にCO2を吸ってくれるとは限らないことをご存じでしょうか。二酸化炭素の吸収力には「ピーク」があ […]

2025.09.17

地域の森林乱伐と歴史的背景を論考した名著 千葉徳爾『はげ山の研究』を読む(前編)

私たちは、森林が乱伐されると山地の保水力が低下して土砂が大量に流下し、天井川を形成したり河口部にある港湾の水深を損なったりすることを学んでいる。だから防災のためにも森林を保全すべきという認識も持っている。一方で、なぜ森林の乱伐が土砂の大量流下につながるのか、またそもそもなぜ森林の乱伐が起きるのかについて突き詰めて考えることは、なかなかないのではなかろうか。

2025.09.11

森林・林業のゲームチェンジで日本の経済安保と地域創生を促す―森林循環経済総論(1)

森林は、CO2を吸収・固定することで、地球温暖化防止に貢献する。その有効利用は、カーボン・ニュートラルの実現に向けて石油、石炭、天然ガスなどの化石資源が使えなくなる中で、化石資源ベースからバイオマス資源ベースの社会経済へ […]

2025.09.10

日本の紅葉は、なぜ世界でいちばん美しいのか—日本の森林が支える循環社会(1)

日本の紅葉は、世界でいちばん美しい――そう言われることがあります。その理由は、目を奪うような色彩の豊かさにあります。赤、黄、橙、そしてまだ緑が残る葉もあり、山全体が織物のように染まっていく光景は、日本の秋ならではの風景で […]

2025.09.09