⑥新しいアイデアを生み出す方法
開発のアイデアは、「自分が困っていること」を見つけることから出てくる。券売機が使いづらいと思った時、仕方ないと思わずに、どうすればいいかを考えることが大切だ。またもう一つ重要なことは、知識を集めて考え抜いた後、頭の拡散をすることである。
2017.05.30
⑤新たな技術分野でカンブリア紀的爆発を目指す
1974年のパソコン「ALTO」は、ディスプレイとキーボード、マウスを備えたものだ。今のパソコンは40年前に出た「ALTO」から、あまり変化していない。スマートフォンが登場したことも、パソコンのマウスが手に変わっただけで、あまり大きな変化ではない。
2017.03.09
④ズーミング曖昧検索とそこから生まれたコロンブスの卵
「ズーミング曖昧検索システム」を開発し、自分で使っている最中に、これは「入力」にも使えるのではないか、と気がついた。この発見は、ソニー時代に開発した予測変換機能へとつながった。
2017.02.24
③簡単なアイデアから出発しビジネスへ『Gyazo』
スクリーンキャプチャを簡単にWebにアップロードするシステム「Gyazo」を紹介する。
一見簡単なアイデアだが、現在、商品販売もされており、ビジネスとしても成功している。
2017.02.17
②コロンブスの卵的発想で生まれた『Gear』
コロンブスの卵的な開発の具体例として、システム「Gear」を紹介する。たくさんのコンテンツをブラウズするのは大変だ。youtube、写真、インターネットを同時に閲覧しようとすると、それぞれアプリを起動して閉じてを繰り返す、煩雑な作業を行わなければならない。「Gear」はこうした不便さを解消するシステムである。
2017.02.10
①コロンブスの卵的発想・欲しいものを開発して使う
良い発明とは、「コロンブスの卵」のようなものだ。インパクトはあるが、簡単なものがいい。もう一つ、開発者の中でよく言われる” eat your own dog food “、「自分の作ったものは自分で使え」ということは常に心がけている。自分で使わないものを作っても、フィードバックを蓄積し改良を重ねることはできない。
2017.02.01