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  • 日本を支配する、暗号と空気のダイナミズム

    2024.02.08

    かつて土居健郎という精神分析医が書いた『「甘え」の構造』という本が大ベストセラーになったことがある。この本は、日英両方の言葉をしゃべれる外国女性が、自分の子供について英語で語っていた時に、「この子はあまり自分に甘えない」という部分だけ日本語でしゃべって土居が驚いたという逸話から始まる。

  • インドで急成長するデジタル系スタートアップ事例

    2024.02.01

    Urban Companyは、様々な分野のローカル業者を自宅に派遣する「ホームサービス」のプラットフォームである。家の掃除、水回りや家電の修理、害虫駆除、ネイルサロンやマッサージなど、多岐に渡るサービスをワンストップで提供している。

  • YouTubeを観すぎると、過剰な自信家になってしまう?

    2024.01.30

    グリズリーというヒグマの亜種がいます。別名ハイイログマ。どこかで写真をご覧になればわかりますが、ものすごく強そうな動物です。さて、このグリズリーと素手で戦ったとして、あなたは勝利を収めることができるでしょうか?

  • NFTアートで儲けたければ、投資は人にするべき理由

    2024.01.23

    今から10年以上も前の話だが、現代アートのコレクターとして知られる或る老夫婦に密着した「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」というドキュメンタリー映画が公開され、ちょっとした話題になった。

  • デジタル化と巨大企業の「税逃れ」。加速し続ける無形資産への投資

    2024.01.16

    企業の資産のあり方は、21世紀になって非常に激しく変わりつつある。それまで経済を牽引してきた製造業は、従業員も多く、大工場があり、資産といえば有形資産がほとんどであった。だがITが発展すると、知的財産の重要性が著しく増加し、無形資産が有形資産よりも重要な地位を占めるようになっていった。

  • テクノロジーへの熱狂には、サイクルがある

    2024.01.11

    1980年代の半ば、現在のような経済成長の勢いがまだあまり見えない時期のインドネシア・ジャワの村落で、2年ほど人類学的な調査をした。その村はジャカルタとスラバヤを結ぶ幹線道路からかなり奥まったところにあり、道路近くなら電線は引かれていたものの、当該農村では電気がなかった。

  • AIの強みは「間違えられる」ことにある

    2024.01.09

    コンピュータというものはプログラム通りに動くのが当たり前、バグがあったら停止するのが当然で、いくら記号の羅列という共通性があるといっても、ちゃんと動いたり動かなかったりするゲノムをデジタル情報処理系になぞらえるのは、いくらなんでも牽強付会が過ぎる、と思われる向きもあるかもしれない。