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AIもうええわい

むかし、僕がいた業界は「ドッグイヤー」と呼ばれていた。 犬のように歳をとるのがはやいという意味だが、ドッグイヤーの感覚に慣れた僕にとっても、最近のAI関係のニュースの多さ、進歩の速さは異常だし疲れてきた。 この連載も、「 […]

2023.04.16

AIは監視資本主義とデジタル封建主義を完成させるか

メレディス・ウィテカーによる「ChatGPTに代表される今話題のAIサービスの多くが、巨大な消費者市場から得られたデータ資源とそれを握るビッグテックへの権限の集中の結果生まれたもので、中立的でも民主的でもなく、倫理的な懸念がある」という指摘が話題になりました。

2023.04.13

サイエンスコミュニケーションがうまくいかないときに考えてみてほしいこと

サイエンスコミュニケーションという分野がある。この場合のサイエンスは、広く科学技術、テクノロジーを含むことが多い。文字通りサイエンスを伝えることだが、専門家と非専門家の間のコミュニケーションであることが特徴である。これは実践活動でもあるし、それを対象とする研究分野でもある。

NTTと欧州のSES、衛星を活用したプライベート5Gソリューション

NTTとルクセンブルクの衛星通信企業であるSESは、5Gソリューションで複数年のパートナーシップ契約を発表した。両社は、NTTの完全管理型プライベート5Gおよびエッジ・コンピューティングと、SESの中地球軌道通信システム「O3b mPOWER」を組み合わせ、企業向けにエッジ・アズ・ア・サービスを提供する。

2023.04.11

最新のデータが未来に近いとは限らない

再エネ関連の報道で取り上げられるデータが古いことは、しばしばある。そしてそれを批判する記事も少なくない。

人類が生み出したLLM。だが、人類はその正体をちっとも理解できていない

昨今、ChatGPTを筆頭とする、いわゆるLLM(Large Language Model)の話題がかまびすしい。人類が生まれて初めて、人間以外で「人間らしく」会話できる機械(というかアプリケーション)を手にしたのだから、無理もない。

2023.04.06

米コムキャスト、スポーツ施設でローカル5Gを活用

米ケーブルテレビ大手のコムキャストは、ペンシルバニア州フィラデルフィアにある米国最大のスカッシュ施設「Arlen Specter US Squash Center」で、CBRS周波数帯を活用したローカル5Gのトライアルを実施していると発表した。

2023.04.04

2010年代、レーダー衛星事業にベンチャー企業が参入。絶え間なく地球を観測できるようになった人類は植物を空から見る

1960年代から80年代にかけて、旧ソ連は、「US-A」という船舶を監視する軍事用レーダー衛星を、高度250キロメートルという非常に低い高度に打ち上げて運用した。この高度だと、普通は空気抵抗でじきに衛星が落ちてしまう。そこでソ連は、衛星から大きな空気抵抗を発生する太陽電池パドルを取り去ってしまい、代わりに、なんと衛星にウラン燃料を使う原子炉を搭載し、レーダーが必要とする大電力を賄った。

EUのAI規則案への批判

EUの「AI規則案」は前回までご紹介したように、非常に野心的な内容になっています。EUはグローバルに適用される規制を目指すと公言しており、アメリカと中国と真っ向から対決する姿勢です。しかし、この規制には問題点が多く、様々な批判が行われています。

2023.04.03

自動執筆機械の憂鬱

桜の季節だ。 僕が一年で一番、好きな季節である。 この季節のために、僕は東京に住むことを選択したと言ってもいい。 桜の季節、別の言い方をすれば、花見の季節だ。 花見はいい。 下手すれば花なんかなくてもいい。 外で酒が飲め […]

AI規則案でアメリカに対抗するEU

欧州連合(EU)の人工知能(AI)に関する規則案である「AI規則案」(AI Act)に関しての続編です。中国だけではなく、アメリカに対しても強いメッセージが感じられます。

2023.04.02

欧州連合(EU)のAI規則案

欧州連合(EU)の人工知能(AI)に関する規則案である「AI規則案」(AI Act)が議論になっています。

2023.03.30