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教育と研究

データは「ない」ことによって、大きな価値を生む

「どうして兵士は戦場では死なないのか?」 ナイチンゲールがクリミア戦争時、トルコのスクタリ病院で画期的な衛生改革をなしえたことは有名だ。多くの命を救いクリミアの天使と讃えられた。だが冷徹な統計学者でもある彼女の探求のきっ […]

2026.04.28

真理を刻んでいるのは誰なのか。思想の経営を照らす

作者の背景を読み取ることは、是か否か 私は評伝を読むのが好きである。というよりも、特に思想や哲学、更には芸術等において、ある程度評伝的な背景が分かっていないと居心地が悪いという傾向もある。こうした姿勢は、必ずしも人文系に […]

2026.04.27

人口問題から考える、世界的大キャンペーンの危うさ

人口問題は本当か? 近年、日本社会の将来をめぐる話として、老齢化と人口減少という話を聞かない日は少ない。実際、話は本邦でのあまり芳しくない未来に止まらず、西洋諸国や、東アジアの近隣諸国でも事態は深刻だという。他方、今後活 […]

2026.04.22

大変なのは入浴の介助ではない。介護者を苦しめる「名もなき介護」

未熟さが家族システムを生みだし、繁栄に成功した人類。高齢者が増えたことはどう作用するのか 知能と身体は切っても切り離せない関係だという。このことは、知能が単なる情報処理・演算装置ではないことを意味している。例えば、ヒトは […]

2026.04.17

組織事故を減らすために必要なこと

「組織事故」をなくすことは可能なのか。大激論が交わされた 2024年1月に発生した羽田空港における日航機と海保機の衝突という事故は、一方で日航機クルーの的確な誘導により乗客に死者が出ないという朗報と共に、滑走路上の衝突と […]

2026.04.14

歴史家は、データを歴史化する

データに依拠する「データカルチャー」 「子どもの心、データで見る意味は」先日、朝日新聞のこんな見出しが目についた。AIをはじめデジタル技術が発達し、大量かつ多様なデータ、いわゆる「ビッグデータ」の利用がますます活発化して […]

2026.04.13

データは何も語らない。意思決定に寄与するのは、仮説ばかりである

巧妙な仮説があった、野村克也監督のID野球 まずは野球の話題。Thinking Baseball 「考える野球」をブレイザー監督から受け継いだプロ野球の名監督故野村克也はID野球を提唱した。Import Data、データ […]

2026.04.10

学際コラボが望まれない理由。その表と裏で起きていること

細分化される専門分野 特定分野の領域を超えたコラボレーションの必要性という話は、だいぶ前からさまざまな分野で耳にした経験がある。筆者の修行時代ですら、教育過程を含めてこうした学際性が強調されており、現在に至るまでその威光 […]

2026.04.08

科学のインフラ「査読」には数々の問題が潜んでいる

科学者とは、本を書く人? だいぶ前、大学の少人数授業の際、理系とはあまり縁がなさそうな学生達に対して、科学者というのは一言でいうと何をする人か、という質問をしたことがある。色々な回答があったが、唯一覚えているのが、科学者 […]

2026.04.03

研究の流行、追うべきか追わざるべきか

たいていの研究者は流行りのテーマを集団で追求する だいぶ昔の話になるが、大学に入りたての頃、ある人文地理の教官から、研究者の二つのパターンという話を聞いたことがある。曰く、たいていの研究者は、その時々の学問的な流れに従い […]

2026.03.30

集めることを、知ること、創ることにつなげるためには

収集から有益な何かを得るためには人為的な操作を加えねばならない ニュートンが子供の頃を回顧して語った有名な言葉がある。 私は海辺で戯れる少年のようであった。ときおり、普通のものよりすべすべの小石を見つけ小綺麗な貝殻を拾っ […]

2026.03.27

夢の中でひらめきが生まれる? 睡眠中に発想力を高める「夢エンジニアリング」の可能性

眠っている間の夢をうまく利用すると、創造的な問題解決の力が高まる可能性がある――。米ノースウェスタン大学などの研究チームが、睡眠中の夢と発想力の関係を調べた研究を発表した。夢を見ている最中に特定の音を聞かせると、その音に […]

2026.03.18