【いろを象るしごと1】お茶染めを産業に。伝統工芸を刷新していく。職人ではなく起業家として生きていく。 2020.03.19 鷲巣染物店の五代目、鷲巣 恭一郎さんは静岡の主産物である「お茶」と伝統工芸「駿河和染」を掛け合わせ、新しい産業「お茶染め」を作り出している。 お茶染めは、お茶を製品化する工程で出る売り物にならない茶葉「残茶」を染料として使用。お茶をじっくり煮出して「染め液」を抽出し、漉して、煮染めていく。 煮出した茶葉は発酵させ、肥料にする。環境への配慮も欠かさない。