大量のコピペができるだけで名声を得られた時代 写本の歴史や抜き書きの伝統のことを述べたけれど、これまで見た範囲では、書き写しや抜き書きが悪いことだと非難する声は聞こえてこない。いや、むしろ学者や教師はコピー行為を推奨さえ […]
2026.02.06
オックスフォード大学などの研究チームは先ごろ、対話型AI「ChatGPT」が、特定の国や地域を一貫して高く評価し、逆に別の地域を低く評価する傾向があり、こうした偏りが国際的な格差を強めかねないとする研究結果を発表した。 […]
2026.02.04
家族からも自由になりつつある現代人。ただし弱ってくるとそうとも言っていられない 人類や社会の進歩とは何だろう。それは所与のもの、例えば人種、家柄や階級、家族、性別といった生まれた時点で決められているものから、自由になる過 […]
2026.02.02
所有とは、社会そして時代を映し出す鏡である 消費行動の中心が「モノの消費」から「コトの消費」へと移行しつつあると言われて久しい。車や時計、ブランド物のバッグなどモノを購入するよりも、例えば高級レストランでおいしい食事を楽 […]
2026.01.30
「真理がかくも真的ではないのはどうしてなのか、これが問題だ」 フーコー(M.Foucault)はその人生後半、いわゆる「性の歴史」に関する大きな研究計画の初期に、真理という言葉を前面に出した議論をしている。そのプロジェク […]
2026.01.28
現代の子供たちにとってゲームは欠かせない娯楽だが、保護者にとって気になるのは「どのくらいなら許容範囲なのか」という点だろう。これまで「やりすぎ」の基準は曖昧だったが、オーストラリアのカーティン大学らによる最新研究によれば […]
2026.01.21
希望の見えない世界に生まれてきてしまった子どもたち 1998年に製作・公開されたドキュメンタリー「『もののけ姫』はこうして生まれた。」は、2年間にわたり「もののけ姫」(1997年)の制作現場を記録している。6時間40分の […]
2026.01.20
読書法としての抜き書き 西欧の大学生や教養人にとってコピペは、実用性の高い修練の方法であった。実験や観察によって、書物からではなく自然から知識を得る科学的方法が広く実践される産業革命の時代が到来するまでは、知識の獲得はも […]
2026.01.19
前回はロシアのウクライナ侵攻という衝撃的な事件を受けて、やや筆が乱れたかもしれない。目前の出来事にとらわれることなく、引き続き橋本治の『江戸にフランス革命を!』(青土社)を読み返していこう。 近代以後の日本人は「江戸」と […]
2026.01.13
精神病院で見た「分散認知」の原形。医師が現地の不動産事情に異様に詳しい もう今から20年以上前のことになるが、当時現場の学習課程という問題を研究していた縁で、精神看護系の人々と知り合いになるチャンスがあり、精神看護の現場 […]
2026.01.08