自動運転で、人はクルマと「関係」を築けるか 2019.04.05 これまでクルマというのは、ドライバーの身体の拡張としてあり、その一部として機能していた。ドライバーの「行為─知覚カップリング」のなかでは、行為系の一部に組み入れられていた。では、手動運転と自動運転の切り替えが可能な自動運転車において、「ここからは〈自動運転モード〉だよ!」とそのボタンを押したとき、ドライバーとその身体の一部としてあったクルマとの関係はどのようなものとなるのか。