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KDDI、au販売コストの増加などで通期業績予想を下方修正

2010.04.19

Updated by WirelessWire News編集部 on April 19, 2010, 11:30 am JST

通期業績予想の修正
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KDDIは4月16日、平成22年度3月期(2009年4月1日〜2010年3月31日)の通期業績予想を下方修正したことを発表した。1月25日の第3四半期決算時に公表した通期業績予想を、営業収益で1.1%、営業利益で5.6%それぞれ下回る数値となっている。

具体的には、営業収益が前回公表予想比-1.1%となる3兆4420億円、営業利益が同-5.6%の4435億円、経常利益が同-6.1%の4225億円、当期純利益が同-5.6%の2125億円となる。1株あたりの当期純利益は、前回公表予想の5万515円11銭から4万7708円71銭へと減少した。

修正についてKDDIは、(1)移動通信事業のau総販売台数が予想よりも好調に推移したことによる販売コストの増加、(2)固定通信事業の音声などのレガシー系サービスが予想よりも減少したこと--を主な理由としている。また当期の純利益には、固定通信事業のネットワークスリム化に伴なう事業構造改革費用と減損損失などを精査した結果、約610億円の特別損失を見込んでいるという。

【報道発表資料】
平成22年3月期 通期業績予想の修正に関するお知らせ

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