ウィルコム、組み込み開発用のW-SIM評価キットを発売
2010.04.21
Updated by WirelessWire News編集部 on April 21, 2010, 11:20 am JST
2010.04.21
Updated by WirelessWire News編集部 on April 21, 2010, 11:20 am JST
ウィルコムは4月20日、ウィルコムのPHSサービスで利用できる多機能通信モジュール「W-SIM」をさまざまな組み込み機器で活用するための評価キットを発売すると発表した。「W-SIM対応機器開発評価キット」の名称で、技術仕様書とW-SIM(RX430AL)本体、サンプル品のW-SIMコネクタからなる。同日から1万9900円で提供を開始した。
W-SIMはPHSのアンテナと無線通信機能、電話帳などのユーザーデータを保有する機能を併せ持つ、汎用的な通信モジュール。携帯電話型の機器だけでなく、各種の機器に組み込んで無線通信機能を提供するモジュールとして使われている。
W-SIMの活用法は、非営利団体のWILLCOMコアモジュールフォーラムが中心になって検討を進めている。今回のW-SIM対応機器開発評価キットを使うと、同フォーラムに加入する前に自社製品へのW-SIM通信機能組み込みを評価できるようになる。
申し込みはWILLCOMコアモジュールフォーラムのWebサイトで受け付ける。
【報道発表資料】
・「W-SIM対応機器開発評価キット」の販売について
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