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LTE業界団体、参加各社のトライアル結果を公表

2010.04.22

Updated by WirelessWire News編集部 on April 22, 2010, 15:41 pm JST

LSTI Forum
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LSTI(LTE SAE Trial Initiative)という業界団体のメンバー企業であるフランス・テレコム(France Telecom)が、先ごろ英国で開催された「Next Generation Networks & Basestations 2010」というカンファレンスで、LTEトライアルの結果を発表した。

LSTIは、LTEのトライアルを通じてグローバルなインターオペラビリティ確保を推進することを目的に2007年5月に設立された団体で、日本からもNTTドコモとイーモバイル、富士通、NEC、パナソニックが参加している。

LSTIのトライアルに参加している通信事業者は、仏ブイーグ・テレコム(Bouygues Telecom)、NTTドコモ、イーモバイル、独T-モバイル・インターナショナル(T-Mobile International)、英ボーダフォングループなど10社。ただし今回の発表から察するに、現在のところ各社とも初期段階にあるというのが実情のようだ。

今回の発表では、トライアルの結果として、レイテンシ(ユーザのデバイスからネットワーク側のサーバーまでのラウンドトリップ)が17〜27ミリ秒だったこと、スループットについては20MHz幅ではFDD(周波数分割多重複信)およびTDD(時分割多重複信)方式ともに、ダウンリンクで100MBps超、アップリンクで30~50Mbpsを達成したことなどが公表された。LTEで重要な指標は、ユーザ・エクスペリエンスに直接影響するレイテンシと状態遷移(state transition:デバイスがアイドル状態からアクティブになるまで)に要する時間だとのこと。ただし、これらの結果は各通信事業者が公開に同意したものに限定されており、全体像を示してくれていないという声もあるという。

なお、商用のLTEネットワークについては、ノルウェーの通信会社テリアソネラ(TeliaSonera)がすでに提供中で、米ベライゾン・ワイアレス(Verizon Wireless)が今年第4四半期中に、日本のNTTドコモが今年12月に、それぞれ提供を開始するとしている。

【参照情報】
LTE Group Shares Test Results (Light Reading Mobile)
LSTI Forum

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