KDDI、NFC携帯電話による非接触型ICの実証実験を開始
2010.04.26
Updated by WirelessWire News編集部 on April 26, 2010, 11:40 am JST
2010.04.26
Updated by WirelessWire News編集部 on April 26, 2010, 11:40 am JST
KDDIは4月22日、NFC(Near Field Communication)携帯電話を使って、非接触型ICの国際標準ISO/IEC14443 タイプA/Bの利用に関する実証実験を行う。実験期間は5月1日から12月31日まで。参加企業には、電子マネー事業者や航空会社、自動車メーカーなどが名を連ねる。
実験では、東芝が開発したNFC携帯電話を使い、クレジットカードや電子マネーの決済サービス、海外の交通機関への対応、IC運転免許証などとの連携、ICタグ内蔵ポスターにかざすことによる情報取得などを検証する。同社は2008年にもNFC携帯電話の実証実験を行っているが、クレジット決済機能だけの実験だった。今回は、NFC携帯電話をICカードとして使う形態に加え、NFC携帯電話がリーダー/ライターになる形態での実験も行う。
今回の実証実験では、複数のアプリケーションを無線ネットワーク経由でダウンロードして利用する。これにより、実利用に近い形態で処理動作や利用・運用面での検証ができるとしている。
【報道発表資料】
・NFC携帯電話の実証実験開始について
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