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2014年までに全世界のモバイルデータトラフィックの約66%がビデオに

2010.05.06

Updated by on May 6, 2010, 13:00 pm JST

シスコシステムズは2010年2月9日に「Cisco Visual Networking Index:全世界のモバイルデータトラフィックの予測2009〜2014年アップデート」を発表した。これはビジュアルネットワーキングアプリケーションが世界中のネットワークに及ぼす影響を追跡し、予測することを目的としている。

全世界のモバイルデータトラフィックは、2008年末から2009年末の間に160%増加した。個別に見ると、一部のモバイル事業者のトラフィックはそれをはるかに上回る劇的な増加を示している。ビデオは2009〜2014年のトラフィック増加の大きな要因となる。モバイルデータトラフィック全体は2014年までに3.6EB/月の増加が見込まれ、そのうち2.3EB以上はモバイルビデオトラフィックによるものとなるだろう。

▼図1 モバイルデータトラフィックの推移
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▼図2 トラフィックの種別シェア
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図3は、モバイルデータトラフィックの増加の要因となるデバイスを示している。スマートフォンとポータブルデバイスは2014年までにすべてのモバイルデータトラフィックの91%を占めるようになるだろう。これは、主にノートPCの活用が進むことと、ブロードバンド対応のハンドセットが高速、高品質のビデオに適していることによるものだ。

▼図3 トラフィックのデバイス別シェア
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スマートフォンユーザの平均トラフィックは、スマートフォン以外のデバイスのユーザの平均トラフィックの10倍。ハンドセットのトラフィックは、スマートフォンが最も普及している地域で最高になっている。現在、イタリアはスマートフォンが最も普及しており、予測の対象期間全体でスマートフォン普及率1位を維持している。インドは、当初のスマートフォンの普及率は低いものの、最も高い割合で増加し、予測の対象期間中に3倍となるだろう。2014年までにユーザ数は5.5倍になる見込み。

▼図4 全携帯電話機に対するスマートフォンの割合(インストールベース)
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モバイルデータの多くはユーザの自宅で利用されている。シスコのInternet Business Solutions Group(IBSG)が実施した調査では、家庭でモバイルインターネットを使用する時間の割合は28.2%(メキシコ)〜48.6%(南アフリカ)、移動しながら使用されるモバイルデータトラフィックの割合は23.7%(インド)〜45.2%(フランス)だ。

▼図5 家庭、職場、移動中のモバイルインターネット使用時間の割合
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本調査について

この予想では、最初に接続とデバイスの数、そして増加率を示し、アプリケーションの採用率を適用する。次に、アプリケーションのユーザベースに対して、シスコが予測した分単位の使用時間と、そのアプリケーションの1分あたりのキロバイトを乗算して算出している。

【情報ソース】
2010年2月9日のCisco Visual Networking Index:全世界のモバイルデータトラフィックの予測2009〜2014年アップデート

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