▼ソフトバンク表参道がある表参道は発売前にiPad待ちの長い行列ができた

5月28日の午前8時、iPadが国内で発売された。米国で4月から販売されている米アップルの情報端末iPadが、ようやく国内のユーザーの手に届くようになった。前々日に当日販売がアナウンスされたこともあり、iPadを扱うショップには発売前から行列ができていた。発売セレモニーが行われたソフトバンク表参道でも長蛇の列ができ、iPadへのユーザーの期待を表していた。

発売セレモニーの壇上で、ソフトバンクグループ代表の孫正義氏は、「待ちに待ったiPhoneが...」と言い間違えて失笑を誘う場面もあったが、「iPadはいろいろ試しているが素晴らしいマシン。生活が変わる。これまでiPhoneを使っている人は使い方が一緒なので違和感なく使えて、それなのになぜか感動するマシン」とその出来を褒めちぎった。

発売の8時には、カウントダウンが行われた。その後、長い行列の先頭からショップで購入手続を始め、最初の成約者にはモデルの藤井リナさんがiPadを手渡しした。ユーザーは「27日の夕方から並んだ。とても嬉しい。アプリを死ぬほどダウンロードして、何ができるかを試したい。子どもが楽しめるものや仕事に役立つものを見つけたい」と入手した喜びを満面の笑みで語った。

▼ショップはiPad一色に塗り替えられ、行列に並ぶ人と報道陣で、人また人

▼最初の成約者にiPadを手渡した藤井リナさんと孫代表