ソフトバンク、一般ケータイ全機種でツイッターに対応し"コミュニケーション革命"へ
2010.05.19
Updated by WirelessWire News編集部 on May 19, 2010, 10:20 am JST
2010.05.19
Updated by WirelessWire News編集部 on May 19, 2010, 10:20 am JST
「今日の最大にして唯一のテーマはツイッター」--。ソフトバンクモバイルの孫正義社長は、5月18日に開かれた夏モデルの新製品発表会の冒頭でこう宣言した。夏モデルの一般のケータイ14機種すべてに、ツイッターを楽しむための機能を搭載。iPhoneなどのスマートフォンだけでなく、すべてのソフトバンクのケータイでツイッターを活用できるようにする狙いだ。
▼ツイッター対応を高らかに表明するソフトバンクモバイルの孫正義社長
孫社長は、自らの体験を引用しながら「昨年のクリスマスイブからツイッターを始めたが、それ以降でライフスタイルや人生そのものが変わった。見たことも会ったこともない人と脳がつながったような、コミュニケーション革命が起こっている。この感動を1人でも多くの人と分かち合いたい」と言う。それに対応したのが、夏モデルというわけだ。
ツイッターに対応する機能としては、簡単にツイッター画面を呼び出せる「Twitter ウィジェット」、iPhoneのアプリで人気があるTweetMeのS!アプリ版「TweetMe for S!アプリ」、有名人のつぶやきなどを簡単に検索できる「twinavi」の3つ。機種により対応やプレインストールの状況は異なるが、全機種でいずれかの機能が利用できる。
▼携帯電話の待ち受け画面にツイッターのウィジェットが表示される
携帯電話におけるツイッター利用の現状について、孫社長はプレゼンで「調査では全iPhoneユーザーの28%がツイッターをすでに始めている。ところが、一般ケータイではまだ3%の人しかツイッターをしていない。ツイッターをサクサクとできる環境を一般ケータイにも広げたい」という。そして、今思いついたと断りながら「ツイッターケータイを略して"ついけー"、この言葉を流行らせたいな」と会場の笑いをとった。
新製品は全20機種。主なものには、外面に防水のタッチ式メモリー液晶を搭載した「mirumo2 944SH」、1316万画素で広角27mm相当のカメラと手書きが楽しい「VIERAケータイ 942P」、ハイビジョン動画が撮影できる「AQUOS SHOT 945SH」などがある。また、変り種ケータイとして、人気アニメ「ガンダム」のプラモデルとセットになった限定品のガンプラケータイ「945SH G Ver.GP30th」なども併せて発表した。防水の機種が9機種、Wi-Fi対応の機種も4機種ラインアップした。また、遠隔監視が簡単にできる「みまもりカメラ」を2機種提供するなど、新しい試みも多い。
▼ハイビジョン動画が撮影できる「AQUOS SHOT 945SH」を説明する孫社長と上戸彩さん
Wi-Fiに関しては、ソフトバンクWi-Fiスポットとして5月17日にスターバックス コーヒー ジャパンとの提携により、スターバックス コーヒーでのWi-Fi利用が可能になる発表をしたばかり。これに加えて、既存の提携先以外に約60社とも提携して利用できるスポットを増やすことも公表した。
※見出しの誤字を修正いたしました。(5月19日)
【報道発表資料】
・2010年 夏商戦向け新機種について
・「Twitterウィジェット」など、携帯電話でもTwitterがさらに楽しく便利に!
・ガンプラ30周年を記念したガンプラケータイ登場
・いつもの携帯電話から大切なペットを見守れる「みまもりカメラ」を開発
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