iPadで新聞・雑誌を読める「ビューン」、アクセス集中で開始直後にダウン
2010.06.02
Updated by WirelessWire News編集部 on June 2, 2010, 10:20 am JST
2010.06.02
Updated by WirelessWire News編集部 on June 2, 2010, 10:20 am JST
▼ビューン
ビューンが提供するコンテンツ配信サービス「ビューン」は、6月1日の午前0時にサービス提供を開始したところ、アクセス集中によりコンテンツが利用しにくい状態になった。このため、ビューンでは同日午後から、サービスの提供をいったん中止している。
ビューンは、iPadやiPhone、iPod Touch、ソフトバンク携帯電話で、新聞・雑誌・テレビニュースなどのコンテンツが閲覧できるサービス(関連記事:ビューン、iPadやiPhoneで30種類以上の新聞・雑誌・動画ニュースが楽しめる定額サービスを開始)。6月1日にサービスの提供を開始した。定額制の有料だが、サービス利用当初の約1カ月は無料で利用できる。同社によると、予想を大幅に上回る利用によるアクセス集中で、閲覧しにくい状況になった。現在、システムの大幅な増強などを行っており、復旧は同社のホームページで知らせるという。
こうしたコンテンツ配信サービスが開始当初にダウンするのは珍しい。利用者を少なく見積もりすぎたシステム構成だったとも考えられるが、発表にあるように予想を上回るほど多くのユーザーがサービスを利用したのだろう。当初は無料という部分は差し引かなければならないが、有料のコンテンツ配信サービスがシステムがダウンするほどのユーザーを集められるということは、今後のコンテンツビジネスを考える上で大きな参考になりそうだ。
【報道発表資料】
・ビューン・コンテンツ配信 一時停止について
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