マイクロアド、スマートフォン向け広告配信事業配信に向けノボットと提携
2010.06.14
Updated by WirelessWire News編集部 on June 14, 2010, 10:30 am JST
2010.06.14
Updated by WirelessWire News編集部 on June 14, 2010, 10:30 am JST
サイバーエージェントの子会社であるマイクロアドは、スマートフォン向け広告配信事業に本格参入することを6月10日に発表した。マイクロアドは、スマートフォン向けのアドネットワークサービスと、媒体社やアプリケーション開発会社対しての広告収益化支援サービスを提供する。
スマートフォン広告配信の第一弾として、スマートフォンアプリ向けアドネットワークの「AdMaker」(アドメーカー)を提供するノボットと提携。AdMakerに対して、マイクロアドの「MicroAdネットワーク」の広告を提供する。ノボットのAdMakerは、スマートフォンアプリ開発者の広告収益を最大化させるためのサービスで、現時点では約100のiPhoneアプリをネットワーク化している。
今後、スマートフォンを含めた広告出稿の管理ツールを提供する計画。管理ツールでは、スマートフォンと、パソコンやモバイルのそれぞれの分野の予算配分や効果検証が可能になる。こうした施策で、マイクロアドは2010年内に50社のスマートフォン向け広告配信を実施する目算である。
iPhoneに加えてAndroid端末の販売も本格化し、スマートフォンユーザーを広告ターゲットとして取り込むための仕組み作りに乗り出す企業が増えている(関連記事:IMJ、スマートフォンやiPad向け集客パッケージを提供、DACなど、スマートフォン向けの広告プラットフォームを提供)。端末利用者の増加に伴ない、スマートフォン広告ビジネスの市場拡大に、期待が高まっている。
【報道発表資料】
・マイクロアド、ノボット社と提携 スマートフォン向けアドネットワーク事業に参入
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちら