アップル、iPhone 4の受信感度問題に対して修正プログラムを配布へ
2010.07.05
Updated by WirelessWire News編集部 on July 5, 2010, 10:10 am JST
2010.07.05
Updated by WirelessWire News編集部 on July 5, 2010, 10:10 am JST
米アップルは2010年7月2日、同社が6月24日に発売した新型スマートフォン「iPhone 4」が、握り方などによって電波を受信しにくくなると問題になっている件に関して、修正プログラムを配布すると発表した。
iPhone 4は本体側面を囲む部分が金属でできており、この部分がアンテナとしての役割を果たしている。握り方によっては電波を受信できなくなるといった声がユーザーから上がっていた。これに対してアップルは、電波の強さを示すバーの表示を制御するプログラムが、実際の電波レベルよりも多くバーを表示するようになっていたことを1つの問題点と指摘。そのため、電波状態がいいと判断したユーザーが通話などをしようとしたときに、実際の電波状況が表示よりも悪くつながらないといったケースがあり、iPhone 4を握ると電波状況が悪くなったように感じる原因になったという。
アップルは修正プログラムを数週間のうちに配布するという。この問題はオリジナルのiPhoneからあったこととして、修正プログラムはiPhone 3GとiPhone 3GSでも適用できるようにする。また、この修正で満足できないユーザーには、購入から30日以内で故障などがないiPhone 4に対して全額払い戻しに応じるとしている。
【報道発表資料】
・Letter from Apple Regarding iPhone 4
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