NTTドコモ、シニア層向けのコンテンツを拡充し利用喚起へ
2010.07.22
Updated by WirelessWire News編集部 on July 22, 2010, 10:10 am JST
2010.07.22
Updated by WirelessWire News編集部 on July 22, 2010, 10:10 am JST
NTTドコモは2010年7月21日、らくらくホンシリーズ向けのiMenu「らくらくiメニュー」をリニューアルするなどシニア層に向けた利便性向上の対策を講じることを発表した。7月23日には、らくらくiメニューのリニューアルと新設の「おためしメニュー」の提供を開始、7月27日には「iモードかんたんメール」の提供を始める。
らくらくiメニューは、ニュースや天気など利用頻度の高いアイコンをページの最上部に移動するリニューアルを実施。アクセスしやすくするとともに、アイコンにカーソルを合わせるとニュースや天気予報図がポップアップ表示される機能を追加した。おためしiメニューは、iモードを使い慣れていないユーザーに向けたiメニュー。テレビのリモコンのようなメニュー配列で数字ボタンを押すだけの簡単操作を実現、iモード情報量も無料で提供する。
iモードかんたんメールは、iモードの利用を促すメール配信サービス。最新ニュースと天気、運勢、乗換案内へのリンクなどを掲載したメールを1日1通配信する。メール本文に埋め込まれたアイコンをクリックするだけで各サイトにアクセスできる。
NTTドコモは同日、7月23日に発売する「らくらくホン7」(富士通製)も発表した。「らくらくサイトボタン」を搭載し、ボタンひと押しで前述の「らくらくiメニュー」にアクセスできる。
こうした施策により、シニア層の利便性を高めるだけでなく、これまでiモードの利用が少なかった層にもiモードの利便性を知らせて利用を喚起する。1契約当たりの売上を示すARPUの向上にどの程度寄与するか、今後の動向に注目したい。
【報道発表資料】
・「らくらくiメニュー」のリニューアルおよびシニア層に向けた取組みについて
・「らくらくホン7」を発売
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