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ソフトバンクグループ、法人向け携帯内線サービスにIP回線接続を追加

2010.07.27

Updated by WirelessWire News編集部 on July 27, 2010, 10:20 am JST

ソフトバンクモバイルとソフトバンクテレコムは、携帯電話を内線電話として利用できる法人向けの携帯内線サービス「ホワイトオフィス」で、企業内とサーバーを結ぶ回線としてIP回線を使えるようにする機能追加を行う。2010年7月26日に発表し、8月2日から提供する。

「ホワイトオフィス」IP接続サービスイメージ
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ホワイトオフィスは、携帯電話同士で内線電話のように内線番号で通話できる携帯内線サービス。内線番号で通話できる対象として、携帯電話だけでなく固定電話も選べるFMC(Fixed Mobile Convergence)サービスである。内線としての通話は時間帯を問わず無料になる。企業内のの定電話とホワイトオフィスのサーバーの接続には、これまでソフトバンクテレコムの専用線が必要だった。今回の機能追加で、ソフトバンクテレコムのインターネット接続サービスであるODNの「Bフレッツ」プランが利用できるようになった。専用線を引くことなく利用でき、ユーザー企業の導入へのハードルが低くなる。

利用料金は、初期費用が内線番号登録料が内線番号当たり1050円、固定電話拠点登録料が拠点番号当たり1050円、ゲートウェイ登録料が1万500円。月額料金としては、ホワイトプラン、Wホワイト、ホワイトオフィスがそれぞれ回線当たり980円必要。ホワイトオフィスCH接続料が420円かかる。このほか、ODNのアクセス回線料金などが必要である。

【報道発表資料】
法人向け携帯内線サービス「ホワイトオフィス」、IP回線接続の提供開始について

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