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NTTドコモも電子出版ビジネスに名乗り、大日本印刷と業務提携へ

2010.08.05

Updated by WirelessWire News編集部 on August 5, 2010, 10:20 am JST

NTTドコモと大日本印刷は2010年8月4日、携帯端末向けの電子出版ビジネスでの業務提携に基本合意したことを明らかにした。NTTドコモのユーザーを核とした利用者に向けて電子出版のプラットフォームを共同で構築し、2010年秋のサービス開始を目指す。

両社は、携帯電話やタブレット型端末などの通信端末で場所や時間を問わずに利用できる電子出版市場の構築と、紙と電子出版コンテンツのハイブリッド型のサービス普及を目指す。具体的には、コンテンツ収集から配信、電子出版の運営までをワンストップで行う電子出版サービスを提供する計画だ。

基本合意の主な内容としては、電子出版プラットフォームの共同構築に加え、10万点を超えるコンテンツの収集・電子化・販売、携帯電話やスマートフォン、タブレット型端末など多様なデバイスに対応した電子書店サービスの運営などが挙げられている。さらに、新規提供の電子書店と、大日本印刷グループのリアル書店(丸善・ジュンク堂・文教堂)やオンライン書店(bk1)との連携も進める。

2010年秋のサービス開始を目指し、共同事業会社の設立を検討するほか、出版社などのコンテンツホルダーや端末メーカーへの協力要請を行う。また海外配信も想定したビジネス展開も検討する。

電子出版ビジネスでは、国内でもいくつかの大きな動きが起こっている。ソニー、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社は、事業企画会社を設立して年内のサービス開始を目指す(関連記事:電子書籍配信事業、年内開始を目指しソニーやKDDIら4社が事業企画会社設立)。また、シャープもタブレット型端末と配信サービスを組み合わせた電子書籍事業に乗り出すことを表明している(関連記事:シャープ、配信サービスとタブレット端末を組み合わせた電子書籍事業への参入を表明)。ドコモと大日本印刷という大手が手を組んで電子出版事業に取り組むことでサービス展開への競争が加速するが、国内で複数の方式が乱立することにもつながる。

【報道発表資料】
NTTドコモ 大日本印刷 電子出版ビジネスで提携

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