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日立情報、auとWiMAXを使えるデータ通信サービスを提供

2010.08.23

Updated by WirelessWire News編集部 on August 23, 2010, 10:10 am JST

日立情報システムズは、2010年8月20日にau携帯電話とモバイルWiMAXの双方を使える企業向けのデータ通信サービスを提供したと発表した。同社がMVNO(仮想移動体通信事業者)方式で提供するデータ通信サービス「NETFORWARD/Mobile」に、【KDDI HYBRID】として追加するもの。1台の端末で双方のネットワークを利用でき、それぞれ契約するよりも割安で使える。

「NETFORWARD/Mobile」は、月額固定料金制で提供するデータ通信サービス。【KDDI HYBRID】は、下り最大40MbpsのUQコミュニケーションズのモバイルWiMAXと、下り最大3.1MbpsのKDDIのauのサービスを1台の端末で利用できる。高速通信へのニーズが高いけれど、現状のモバイルWiMAXのサービスエリアでは不安があるといったユーザーに訴求する考えだ。端末は、USBタイプとExpressカードタイプの2種類を用意する。

【KDDI HYBRID】の料金は月額固定で5754円。NETFORWARD/Mobileで【モバイルWiMAX】を利用すると月額4179円、【KDDI au】を利用すると月額5229円である。特に【KDDI au】との差額は月額500円程度であり、エリアは確保したまま、少ない追加費用で高速なサービスを利用できるようになる。2010年9月30日までに【KDDI HYBRID】を申し込むと、月額4704円で期間終了後も利用できるキャンペーンを実施する。

日立情報システムズでは7月14日にイー・モバイルの回線を利用するMVNOで、サービス拡充を行っている(関連記事:イー・モバイル、日立情報システムズにデータ通信サービスをMVNOで提供)。今回はそれに次ぐサービス拡充となり、リモートアクセスや在宅ワークなどでの利用を拡大させたい考えだ。

NETFORWARD/Mobile(日立情報システムズ)
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【報道発表資料】
企業向けモバイルデータ通信サービス「NETFORWARD/Mobile」のラインアップを強化

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