愛称はビジネスケータイ。ドコモ、セキュリティ重視の法人向け端末「F-10B」を発売
2010.08.27
Updated by WirelessWire News編集部 on August 27, 2010, 10:10 am JST
2010.08.27
Updated by WirelessWire News編集部 on August 27, 2010, 10:10 am JST
NTTドコモは2010年8月26日、ビジネスシーンでの利用に役立つ機能を搭載したビジネスケータイ「F-10B」を8月31日に発売すると発表した。F-10Bは6月2日に法人向け端末として開発を発表しており、9月以降の発売を予定していた(TTドコモ、遠隔カスタマイズなどの機能を備えた法人向け端末を開発)。
F-10Bは、ビジネスで利用する際に役立つ機能として、(1)専用のボタンを備えた通話メモ、(2)雨天時やほこりのある場所でも利用できる防水・防塵、(3)リモート操作で電話帳などを初期化したり外部メモリーなどの利用を制限したりできる遠隔初期化・遠隔カスタマイズ--の各機能を搭載する。指紋認証機能も備える。
モバイル機器の業務利用では、近頃はスマートフォンやiPadのような情報端末の話題が多くなっている。アプリケーション作成の自由度やタッチ操作による使いやすさなどから、新しい業務効率化のツールとしての期待は大きい。一方で、慣れ親しんだユーザーインタフェースや、高いセキュリティ機能を持つ一般の携帯電話にも継続して需要はあると見られる。NTTドコモは、開発時には法人向け端末としていたF-10Bに"ビジネスケータイ"という愛称を付けることで、法人市場への認知を高めようとしているようだ。
【報道発表資料】
・ビジネスケータイ「F-10B」を発売
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