NTTドコモ、スマートフォンのLINXを一次販売停止、悪意あるアプリに弱点
2010.09.10
Updated by WirelessWire News編集部 on September 10, 2010, 10:10 am JST
2010.09.10
Updated by WirelessWire News編集部 on September 10, 2010, 10:10 am JST
NTTドコモは2010年9月9日、「ドコモスマートフォン LYNX SH-10B」にソフトウエアの不具合があったことを発表し、製品の販売を一次停止した。すでに購入したユーザーに対しては、9月13日(月)をメドに改善したソフトウエアを提供する。製品販売は、ソフトウエアを更新した製品を準備して、9月中旬に再開する予定である。
不具合の内容は、悪意のあるアプリケーションがLINXにインストールされた場合に、キーボードの操作履歴が第三者により取得される可能性があること。NTTドコモでは、13日提供予定の更新ソフトウエアによる改善までは、新しくアプリケーションをダウンロードしないようにアナウンスしている。NTTドコモによれば、発表時点までにはこの事象が生じるアプリケーションは確認されていないとのこと。ユーザーからの申告もないという。
LYNXはシャープ製のスマートフォンで、AndroidをOSに採用する。QWERTY配列のキーボードと、タッチ式の5インチの大型ディスプレイを備える。7月23日に発売された。今回の不具合発生により、9月8日までの累計販売台数が約7000台であることがわかった。
【報道発表資料】
・「ドコモ スマートフォン LYNX SH-10B」の一時販売停止のお知らせ
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