エリクソンとモトローラ、公共安全用のLTEソリューションで協業
2010.09.14
Updated by WirelessWire News編集部 on September 14, 2010, 10:10 am JST
2010.09.14
Updated by WirelessWire News編集部 on September 14, 2010, 10:10 am JST
スウエーデンのエリクソンと米モトローラ傘下のモトローラ・ソリューションズは、公共安全分野での通信ソリューションを共同で提供することを明らかにした。スウエーデンで現地時間2010年9月7日に公表したもの。次世代の携帯電話技術であるLTE(Long Term Evolution)を使い、緊急を要する公共安全分野の通信のプラットフォームを提供する。
▼Next Generation Public Safety - Motorola USA
モトローラ・ソリューションズは、モトローラの次世代統合プラットフォームを用い、完成センターと各種のモバイル端末との間で、リアルタイムな情報共有を可能にする。エリクソンは、この統合プラットフォームを支えるLTEアクセス装置やパケットコアの一部などを提供。これらを総合して、公共安全用のブロードバンドマルチメディアサービスを提供できるという。
LTEによる新ソリューションを使うことで、事故現場から管制センターに対して音声だけでなく動画でリアルタイムに状況を伝えたり、管制センターからの指示を的確に伝えられるようになる。両社はこのソリューションにより、結果として人名を救ったり、資産の保全につながると説明する。
【報道発表資料】
・エリクソンとモトローラ・ソリューションズ、公共安全用LTEソリューションで協力
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