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オムロン、FeliCa携帯で計測機器からデータ転送できる健康管理サービスを開始

2010.10.27

Updated by WirelessWire News編集部 on October 27, 2010, 10:10 am JST

WellnessLINK
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オムロン ヘルスケアは2010年10月26日、FeliCa対応の携帯電話を使って健康データを送信できる健康管理サービス「WellnessLINK」(ウェルネスリンク)を開始すると発表した。サービスの開始は11月1日から。本サービスに対応した健康機器を3種類、同時に発売する。

ウェルネスリンクは、会員登録したユーザーが無料で使えるサービス。毎日の測定データをWebサイトに転送することで、健康に対するアドバイスを受けたり、健康支援のためのコンテンツを利用できるようになる。ウェルネスリンクに対応した通信機能付きの製品は3種類。血圧計の「HEM-7250-IT」、体重体組成計の「HBF-208IT」、歩数計のHJ-205ITで、USBケーブルを介してパソコンにつなぎ、データをWebサイトに送信する。

また、携帯電話にFeliCa通信用のiアプリをダウンロードすれば、ウェルネスリンク対応の血圧計および体重体組成計にタッチすることで測定データをWebサイトに転送できる。サービスの利用には、NTTドコモの903iおよび703i以降のおサイフケータイ(FeliCa)対応機器が必要になる。

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体組成計などの健康機器と携帯電話の連携は、タニタが赤外線通信を介して行っている。また、NTTドコモはこれまでに健康増進サービスなどを提供する「ウェルネスサポート」を2009年6月から提供している。体重体組成計や血圧計、携帯電話の歩数計などから取得したデータを携帯電話を通してサーバーに収集するもの。保健指導機関やヘルスケア関連企業に向けて提供している。KDDIもEZwebサービスの「au Smart Sports」などで健康に関連したコンテンツを提供するなど、携帯電話を活用した健康管理の試みが進んでいる。

【報道発表資料】
ITを活用した個人の健康管理をサポートするサービスをスタート 新健康管理サービス 「WellnessLINK(ウェルネスリンク)」

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