KDDIの公式アプリ「EZアプリ」、Javaを2011年春に追加
2010.10.28
Updated by WirelessWire News編集部 on October 28, 2010, 10:10 am JST
2010.10.28
Updated by WirelessWire News編集部 on October 28, 2010, 10:10 am JST
KDDIは2010年10月27日、au携帯電話の公式アプリケーションである「EZアプリ」に、Javaのプラットフォームを追加する。2011年春に「EZアプリ(J)」の名称で提供する。現行のBREW方式によるアプリは「EZアプリ(B)」に名称を変更する。
EZアプリ(J)は、これまで同社が提供してきたJavaアプリ再生プログラム「オープンアプリプレイヤー」をベースにして、機能を拡張する。携帯電話向け3Dゲーム用のグラフィック描画機能や、アプリのデータをSDカードに書き出せる機能を追加する。また、メモリ容量やアプリサイズを拡張したJavaアプリ実行環境を、公式コンテンツプロバイダーやアプリケーション開発者に提供する。BREWプラットフォーム上にJava VMを載せ、その上でJavaアプリが稼働する構成を採る。
これまで、au携帯電話の公式アプリはBREWアプリだけで、Javaアプリは公式アプリとしては認められなかった。BREWよりも開発者のリソースが多いJavaで公式アプリを作れるようになることで、アプリケーションの開発・運用の幅が大きく広がる。KDDIはauホームページ内の「EZfactory」で、開発者向けの新プラットフォームに対応したアプリケーション作成ガイドを提供するという。
対応するau携帯電話は「T006」で、順次対応を拡大する予定。2011年春に対応携帯電話を発売した時点で提供を開始する。
【報道発表資料】
・「EZアプリ」における新プラットフォームの追加について
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