富士通と東芝の携帯電話統合会社が発足、名称は「富士通東芝モバイルコミュニケーションズ」
2010.10.05
Updated by WirelessWire News編集部 on October 5, 2010, 10:20 am JST
2010.10.05
Updated by WirelessWire News編集部 on October 5, 2010, 10:20 am JST
富士通と東芝は2010年10月1日、携帯電話事業の統合会社を発足したと発表した。名称は富士通東芝モバイルコミュニケーションズ。両社は携帯電話事業の統合に向けて6月17日に基本合意をし、準備を進めていた(関連記事:富士通と東芝、携帯電話事業を統合しスマートフォンに注力)。
新会社には、東芝が携帯電話事業を譲渡。その上で富士通が新会社の株式を取得して事業を統合した。資本金は4億5000万円で、出資比率は富士通が80.1%、東芝が19.9%。新会社は富士通参加の統合会社として発足した。代表者は富士通執行役員常務の大谷信雄氏で、本社は川崎市中原区の富士通中原工場内に設置する。従業員は約350名。
新会社では、携帯電話端末の設計、開発、販売などを行う。両社が培ってきた携帯電話端末に関するノウハウや技術力を結集し、これまで以上にユーザーのニーズに対応した製品・サービスを提供するという。ただし、NTTドコモ向けに製品を供給してきた従来の富士通の携帯電話事業に関しては、これまで通り「富士通本体で継続」するという。
【報道発表資料】
・富士通・東芝の携帯電話事業の統合会社発足について
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちら