NTTドコモ、おサイフケータイでICタグを読み取れるアプリを提供
2010.11.11
Updated by WirelessWire News編集部 on November 11, 2010, 10:10 am JST
2010.11.11
Updated by WirelessWire News編集部 on November 11, 2010, 10:10 am JST
NTTドコモは2010年11月10日、おサイフケータイでICタグに書き込まれた情報を読み取れるようにするアプリケーション「ICタグリーダー」を開発したと発表した。2010年-2011年冬春モデルの発売にあわせて提供を開始する。既存のおサイフケータイ利用者には、11月15日午前9時から専用サイトでダウンロードできるようにする。
ICタグリーダーは、国際標準のNFC Type3Tagフォーマットに準拠したICタグに書き込まれたURLなどの情報を、おサイフケータイのFeliCaリーダー/ライターで読み取るアプリケーション。利用者はアプリを起動した携帯電話をポスターなどに貼り付けられたICタグにかざすだけで情報を読み取れる。例えばQRコードが読み取りづらい暗い場所や日差しが強い場所などでの利用に適する。
NFC Type3Tagフォーマットに準拠したICタグリーダーには、シールなどの形状にできるFeliCaの一種である「FeliCa Lite」などがある。提供する機能には、指定したURLへアクセスする「ブラウザ起動」、電話帳の登録画面が起動する「電話帳登録」、トルカを読み取る「トルカ保存」、JPEG、GIF形式の画像を保存できる「画像保存」、SMF、MFI形式のメロディを保存できる「メロディ保存」、テキスト情報からブラウザやメーラーの起動、電話番号を使った発信が可能な「テキスト表示機能」、新規メール作成画面を起動する「メーラー起動」がある。端末としては、この冬春モデルのiモード機16機種にアプリをプレインストールするほか、FOMA 903iシリーズおよび同703iシリーズ以降のおサイフケータイ(一部の機種を除く)はアプリのダウンロードで対応する。
▼提供機能
【報道発表資料】
・おサイフケータイを活用した「iCタグリーダー」の提供を開始
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちら