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「位置ゲー」のプラットフォーム提供で、KDDIとコロプラが提携

2010.11.11

Updated by WirelessWire News編集部 on November 11, 2010, 10:20 am JST

KDDIとコロプラは2010年11月10日、携帯電話向けに位置情報を使ったゲームを提供する専用プラットフォームを共同で構築すると発表した。プラットフォーム名称は「au one コロプラ +」(au one コロプラプラス)で、 11月11日から提供を開始する。コンテンツプロバイダーに向けてはプラットフォームを提供、au携帯電話のユーザーにはプラットフォーム上で稼働する位置情報を使ったゲームを提供する。

コロニーな生活☆PLUS
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位置情報を使ったゲームは「位置ゲー」とも呼び、コロプラはその代表的な事業会社。同社が提供する「コロニーな生活☆PLUS」は、会員数が150万人を超える。今回のプラットフォーム提供の提携では、そのコロプラが持つ位置情報管理やプラットフォーム運営のノウハウと、KDDIのユーザーに対する集客力の相乗効果を期待している。

au one コロプラ +の最大の特徴は、位置ゲー専用のプラットフォームであること。APIをSDKとして提供するため、開発会社は短期間に簡単に位置ゲーを開発できる。機能としては、位置情報をあらかじめ決めた複数のアプリケーションに対して登録できる「まとめて位置登録」の提供、ゲーム連動のツイッターやライフログなどの提供、アイテム購入などに使えるコインのゲームを横断した共通利用などがある。両社では、位置情報プラットフォームを使うことで、位置情報と連動した広告などゲーム以外のビジネスについても検討を進める。

【報道発表資料】
KDDI、コロプラの業務提携について

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