[26日のスマートフォン]IS03発売、iPad 3Gが実質0円に、REGZA Phoneは12月1日に予約受付、Android端末をブランドに着せ替えるサービス登場
2010.11.29
Updated by WirelessWire News編集部 on November 29, 2010, 10:30 am JST
2010.11.29
Updated by WirelessWire News編集部 on November 29, 2010, 10:30 am JST
携帯電話各社のスマートフォンシフトを受け、スマートフォンおよび関連製品・サービスの発表ラッシュが続いている。11月26日のスマートフォン関連ニュースをピックアップした。
KDDIのauブランドのスマートフォン「IS03」が26日発売になった。スマートフォンへのシフトに乗り遅れたKDDIが、満を持して発売するIS03にはおサイフケータイやワンセグなど日本の携帯文化の粋が詰め込まれている。発売前日までの購入宣言は27万人にも上るという。IS03の成功は、、auブランドの復活の原動力になるとともに、スマートフォンが日本で"フツーのケータイ"へと変わっていく転換点にもなる。今後の動向に注目したい。
(関連記事:事前購入宣言は27万台。auの復活をかけたIS03、いよいよ発売へ)
NTTドコモは、東芝製の「REGZA Phone T-01C」の事前予約を12月1日から受け付けると発表した(製品情報:REGZA Phone T-01C)。予約受付は全国のドコモショップなど。発売は12月17日を予定している。REGZA Phoneは、おサイフケータイやワンセグに対応するほか、防水機能を備えたスマートフォンで、NTTドコモのラインナップではLINX 3Dとともに国内ユーザー向けの機能を充実させている。
ソフトバンクモバイルは、iPadの3Gモデルが実質0円で手に入るキャンペーンを実施すると発表した。「iPad for everybody」と名付けたキャンペーンで、2010年12月3日〜2011年2月28日に実施する。iPad Wi-Fi+3G(16GB)を購入する場合、iPad向け月月割を適用することで、毎月の本体の分割支払金と相殺できる。利用者は2年契約の「(iPad専用)データ定額プラン」と「ウェブ基本使用料」の合計4725円の支払いで、iPadを手に入れられる。32GBモデルでは毎月400円、64GBモデルでは毎月790円、それぞれ支払いが増加する。(サービス情報:iPad for everybody(ソフトバンクモバイル))
===
ジャストシステムは、日本語入力システムの「ATOK」のAndroid版の試用提供を開始した(関連記事:Xperia、GALAXY SでATOKを試す、ジャストシステムが無料キャンペーン)。NTTドコモのXperiaとGALAXY Sを対象に、2011年2月末までを試用期間として、無償でATOK for Android[Trial]を提供する。Android端末ではiPhoneと異なり、どのアプリケーションでも使える標準的な日本語入力システムとしてATOKを設定できるので、利便性の向上に期待が持てる。
▼ホーム画面を企業ブランド仕様にカスタマイズした例
Android端末の画面やウィジェットを企業のブランド仕様にカスタマイズする新しいサービスの提供が始まる発表もあった。PR業務などを手がけるビルコムが発表した「アンドロイド 着せ替え パッケージ」がそれ(報道発表資料:ビルコム、アンドロイドOS 向けアプリサービス「アンドロイド 着せ替え パッケージ」販売開始)。ブランドの商材やイメージに併せて、Android端末のホーム画面をカスタマイズするほか、時計、カレンダーなどのウィジェットをブランド仕様に対応させられる。また専用のブランドアプリを開発することも可能だ。ブランドを持つ企業にとっては、アプリの提供にとどまらず、ユーザーが日常的に触れる画面やウィジェットまでもブランドにカスタマイズすることで、より一層のユーザーへの浸透を図れるようになる。
タクシー事業を運営するフジタクシーグループは、スマートフォンを配車管理システムの核として利用する実証実験を行う。ソフトバンクグループと共同で、Windows Mobile搭載の「SoftBank X02T」を利用するシステムを検証する。タクシー無線に変わる低コストなシステムとして効果に期待を寄せる。(関連記事:フジタクシーとソフトバンク、スマートフォンを使ったタクシー配車管理の実証実験)
おすすめ記事と編集部のお知らせをお送りします。(毎週月曜日配信)
登録はこちら