日本通信のSIM製品シフトが加速、販売網網整備などを進展
2010.12.03
Updated by WirelessWire News編集部 on December 3, 2010, 10:20 am JST
2010.12.03
Updated by WirelessWire News編集部 on December 3, 2010, 10:20 am JST
日本通信のSIMフリー端末向けSIM製品の販売促進の動きが活発だ。今週だけでもすでに3件のSIM製品に関する発表を行なっている。2010年10月19日に「コンシューマ市場へのシフト」を明言してからの動きはスピーディで、好機を逃さないようにとの意気込みが表れている(関連記事:日本通信、SIM製品などコンシューマ市場の好調を受け経営資源を同市場に集中)。
週明けの11月29日には、まずSIMフリー版のiPad向けマイクロSIM製品の発売をアナウンスした。「iPad専用プラチナサービス」の名称で、12月1日から販売を開始した。アップルが11月22日にiPadに最新OSであるiOS 4.2を提供し、国内でもSIMフリーのiPadが合法的に使えるようになったことを受けて、製品の提供を開始したもの。6カ月パッケージと12カ月パッケージがあり、6カ月パッケージは2万9880円(月換算4980円)。
12月1日には、SIMフリー端末と日本通信のSIMをセットにして販売する販売網に、ソフィアモバイルが加わったことを発表した。ソフィアモバイルはソフィアホールディングスの子会社で、直販サイトの「ソフィアダイレクト」でSIMフリー端末を販売する。日本通信との業務提携では、SIMフリーのiPhone 4と「talking b-microSIMプラチナサービス」をセットにして、12月1日に販売を開始した。ソフィアダイレクトでは、端末単体ではSIMフリーのGALAXY Sなども提供する。
12月2日、今度はオフィスサンサーラとの提携を発表した。オフィスサンサーラは、台湾Camangi(カマンジ)の代理店で、AndroidをOSに採用したタブレット端末「Camangi FM600」と日本通信のSIMをセットにして販売する。こちらはコンシューマ向けではなく、デジタルサイネージなどの法人向け端末としてのソリューションとしての提供になる。
【報道発表資料】
・日本通信、SIMフリー版iPadをドコモ網で使えるマイクロSIM新発売
・日本通信、SIMフリー携帯端末向けSIM製品の販売網を構築〜ソフィアモバイルと提携〜
・日本通信、SIMフリー携帯端末向けSIM製品の販売網を構築〜Camangi社の販売代理店オフィスサンサーラと提携〜
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