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KDDIが電子書籍配信サービスと電子ブックリーダーを提供開始 通信料は月額525円から

2010.12.22

Updated by WirelessWire News編集部 on December 22, 2010, 10:30 am JST

KDDIは21日、電子書籍配信サービス「LISMO Book Store」の提供を、12月25日から開始することを発表した。また同日より、関西・沖縄地域で、電子ブックリーダー「biblio Leaf SP02」の販売を開始する。

「母艦」いらずの専用端末 月額525円の専用料金プランも登場

▼ブックリスタ代表取締役社長 今野敏博氏(左)とKDDI グループ戦略統括本部長 新規ビジネス推進本部長 雨宮俊武氏
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電子書籍専用端末の「biblio Leaf SP02」の画面は、モノクロ16階調の電子ペーパーを使用。本体はほぼB6サイズ、ディスプレイは800×600ピクセルの6インチ、重さは約282gとなっている。1回の充電で13000ページ(単行本約50冊分)の読書が可能。また、ディスプレイ下には太陽電池パネルが搭載されており、省電力効果を高めている。

操作は付属のタッチペンと操作キーで行う。また、側面のボタンでは、文字の拡大・縮小ができる。OSはLinuxで、対応する電子書籍フォーマットはXMDF形式。約3000冊相当のデータが本体に保存可能となっている。また、端末を購入してすぐに読めるように、青空文庫100作品のデータがプリインストールされている。

▼12月25日に発売される「biblio Leaf SP02」
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通信回線は3G(WIN Rev.ACDMA2000 1x EV-DO Rev. A)と無線LAN(IEEE802.11 b/n/g)に対応しており、単体でLISMO Book Storeに接続して電子書籍の購入が可能。電子書籍の決済については、クレジットカード決済の他、au携帯電話もしくはauのスマートフォンを契約しているユーザーは、auかんたん決済を利用してau携帯料金と合算請求できる。また、通信料金には専用料金プラン「biblio Leafプラン」を用意しており、月額525円(誰でも割シングル(特定機器)に加入し、2年契約を前提とする場合)での利用が可能だ(電子書籍購入には別途費用が必要)。

12月25日には関西・沖縄からの発売スタートとなるが、順次全国に拡大予定。関東地方での発売は、1月上旬の予定としている。価格はオープン価格としているが、「実売店頭価格はおそらく1万円台半ば」(同社グループ戦略統括本部長 新規ビジネス推進本部長 雨宮俊武氏)とのこと。

※(12/22 16:15)3G通信方式について記載が正しくなかったため、訂正いたしました。また、無線LANの方式について追記いたしました。

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経験が培ったUIとブランドに自信

▼液晶タイプの電子書籍端末と、電子ペーパータイプのbiblio Lief SP02を比較。反射式なので、目にやさしい。
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LISMO Book Storeは、KDDI、ソニー、朝日新聞、凸版印刷が出資する電子書籍配信会社「ブックリスタ」の提供する電子書籍配信プラットフォームを採用。当初の品揃えは、小説、実用書、ビジネス書などを中心とした文字書籍を中心に提供する。また、ユーザーレビュー、立ち読みファイル、検索機能なども提供する。また、無料で読めるコンテンツとして、青空文庫2000作品のデータも提供する。

これらも合わせ、サービス開始時には約2万点、2011度年中には約10万点の提供を計画している。また、オープニングキャンペーンとして、2011年3月末まで、LISMO Book Storeの電子書籍コンテンツを通常価格の半額で提供する。

▼LISMO Book Storeのトップページ。書籍の表紙イメージや無料の試し読みコンテンツも用意されている。
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他の電子書籍ストアと比べた差別化ポイントとして、雨宮氏は、2003年からケータイ電子書籍に取り組んできた同社のノウハウを活かした「ユーザーインターフェイス」と、音楽や映像まで含む総合エンターテインメントブランドである「LISMOブランド」を挙げた。特に、同様にブックリスタが商品到達を行うソニーのReader向け電子書籍ストア「Reader Store」との違いについては、「コンテンツの価格は同じだがストアの作りが違う。その差を見て欲しい」と述べ、自信を見せた。

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ISシリーズ対応は2011年4月、将来はマルチユース・マルチネットワーク対応も計画

▼biblio Leaf SP02のポジショニング。従来のケータイ電子書籍の「携帯性」はそのままに、読みやすさに特化した専用端末として位置づける。
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発表会の席上、雨宮氏は、市場調査結果を引用し、ユーザーはケータイ電子書籍の便利な点として「いつでもどこでも読める・買える、コンパクト」を、不便な点として「画面が小さい、目が疲れる、バッテリがすぐ切れる」といった点を挙げていることを示した上で、今回のbiblio Leafは、目に優しく読みやすい専用端末であり、かつ携帯性が高いという「独自のポジション」を狙うとした。ターゲットは「年齢、性別などは問わず、読書好きな人」(雨宮氏)としており、今までの携帯や液晶端末とは違う読書体験を提供する。

▼折りたたみ式の専用カバーは付属品。
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発表会には、ブックリスタの今野敏博代表取締役社長も登場。「今までに『電子書籍元年』は3,4回やってきたが、今度こそマーケットを作りたい。(プラットフォーム提供者としての役割を活かし)ストア間を横断したキャンペーンや、出版社や映画会社などとの連動なども提案していきたい」と述べた。

今後の展開としては、LISMO Book Storeのマルチデバイス対応と、マルチユース・マルチネットワーク対応を計画している。マルチデバイス対応は、2011年4月にスマートフォンIS series向けストアをオープン予定。マルチユース・マルチネットワーク対応については、今後、ブックリスタが版元および権利者との調整をすすめていく。

【報道発表資料】
電子ブックリーダー「biblio Leaf SP02」の販売開始および専用料金プラン「biblio Leafプラン」の提供開始について
電子書籍配信サービス「LISMO Book Store」の提供開始について

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