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KDDI、Firefox OSベースの開発ボードを提供し機器間連携プログラミングを推進

2014.10.03

Updated by Naohisa Iwamoto on October 3, 2014, 20:03 pm UTC

KDDIは2014年10月3日、組み込み開発者やWeb開発者に向けたクリエイティブプラットフォームとして、Firefox OSをベースとした開発ボード「Open Web Board」と、アプリケーション開発ツール「Gluin」を開発したと発表した。Web技術による機器間連携のプログラミングの開発に役立てる。

▼「Open Web Board」(左)と「Gluin」の画面20141003_kddi001.jpg

「Open Web Board」は、近距離無線通信規格のBluetooth Low Energy(BLE)を採用したスティック型の開発ボード。米Mozillaが提唱するモバイルプラットフォームの「Firefox OS」をベースにする。BLEに対応する市販の様々なセンサーやIoT機器、ウエアラブル端末などと連携したアプリケーションを動作させられる。また同じく近距離無線通信規格のZigBee通信モジュールを接続することもでき、幅広い組み込み機器との連携が可能だという。

一方の「Gluin」は、パソコンのWebブラウザで操作するだけで、手軽に電子機器同士の連携プログラミングが可能なアプリケーション開発ツール。Open Web Boardだけでなく、mbed機器に代表される組み込み型機器をWeb上で一元的に管理し、これらの機器間が連携するプログラミングをグラフィックベースで作成できる。このため、Webプログラミングに慣れていない人でもプログラミングのアイデアを実現しやすい。

Open Web BoardとGluinは、Mozilla Japanが2014年10月5日に開催する「Mozilla Open Web Day in Tokyo」で展示・デモンストレーションを行う予定。またOpen Web Boardは10月下旬以降にKDDIが開催する開発者向けイベントで無償提供し、Gluinと併せて利用できるようにするという。さらにKDDIは、Open Web BoardやGluinに関連する開発者向けイベントなどの情報発信や、プログラミングに関するアイデアの共有を目的としたコミュニティーサイト「au Firefox OS Portal Site」を10月5日に開設する。

【報道発表資料】
Firefox OSベースの開発者向けクリエイティブプラットフォームを開発

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岩元 直久(いわもと・なおひさ)

日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。