【企業名】mobile messaging solutions GmbH
【所在地】オーストリア ウィーン(Wiedner Hauptstrase 135, 1050 Wien, Osterreich)
【URL】http://www.mms.ag/
mmsの前身は米VeriSign社の欧州オペレーションで、現在の資本構成(オーストリア資本)と社名になったのは2009年と最近だが、SMS、モバイル・コマース、モバイル・コンテンツ・ソリューション分野で10年以上の経験と実績(500件以上のプロジェクト)があり、世界20ヶ所にオフィスを持ち、従業員も100名を超えるという。
同社のSMSは当初、欧州中央部と東欧を中心に展開していたが、ここ数年でグローバルにリーチを拡げ、全大陸140カ国、750キャリア、モバイル端末7億台にアクセス可能。送信メッセージの99%は10秒以内に世界中の端末に配信できるプラットフォームを持つに到ったと言っている。
Webサイトで紹介しているサービスは、モバイル・ギャンブリング、モバイル飛行機旅行サービス・ポータル、2次元バーコード利用の広告、モバイル投票、SMS(メッセージング)の5種類。同社は例えば欧州のオンライン・ギャンブリングのbwin社に対して過去6年余りに渡りモバイルで楽しむスロットマシンやルーレットなどのアプリケーションを提供してきている。
昨年6月には南アフリカ航空(SAA)に対してモバイル・チェックイン機能を提供し、同時にSAAの乗客向けにフライト時間やボーディング情報を提供するモバイル用ポータルも提供している。8月にはアメリカでスペイン語系住民向けメディアを有するUnivision Communications社のデジタル部門に対して、モバイルを使った投票や懸賞サービスを提供し、自社を「ワンストップ・モバイル・マーケティング」のリーダー企業の1社であると位置づけている。
上述のようにリーチが拡がっているにも関わらず、mms社がダイレクトでリーチできる国々に、中国、インド、韓国、メキシコ、アルゼンチン、日本などは含まれていない。
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