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NTTドコモ、スマートフォン向けにフラット型などのパケット定額サービス

2011.01.31

Updated by WirelessWire News編集部 on January 31, 2011, 10:20 am JST

NTTドコモは2011年1月28日、新しいパケット定額サービスと料金プランを発表した。パケット通信量に関わらず定額になるフラット型は上限額が5460円となり、従来の2段階型の上限額に比べて525円負担が少なくなる。また、スマートフォンなどの購入者に対して購入代金の一部を24カ月にわたって利用料金から割り引く「月々サポート」も開始する。いずれ3月15日から提供する。

料金イメージ図(スマートフォン定額通信を利用の場合)
201101311020-1.jpg

新しいパケット定額サービスは、スマートフォンやタブレット端末を対象とした割引サービス。フラット型の「パケ・ホーダイ フラット」と2段階型の「パケ・ホーダイ ダブル2」を提供する。パケ・ホーダイ フラットは月額5460円の定額料金で、スマートフォンによるパケット通信が使い放題になる。既存のパケ・ホーダイ ダブルの上限額である5985円よりも525円安くなる。KDDIが提供しているスマートフォン向けサービスの「ISフラット」に相当する。

パケ・ホーダイ ダブル2は、月額の定額料が2100円(パケ・ホーダイ ダブルは390円)になる代わりに、パケット単価が0.0525円(同0.084円)に引き下げられる新サービス。上限額は5985円で変わらないが、パケット単価が安くなることで、既存のパケ・ホーダイ ダブルだと7万1250パケットで上限に達するのに対して新サービスでは11万4000パケットまで上限に達しない。ライトユーザーならば上限額に到達しないで利用できる可能性が高まる。こちらは、KDDIの「ダブル定額」に相当する。

データ通信専用プランには、「定額データプラン フラット バリュー」「定額データプラン スタンダード2 バリュー」の2プランを追加する。併せて、2年間の継続利用を約束することで割引になる「定額データ スタンダード割2」を新設する。2年契約の場合、定額データプラン フラット バリューは月額5460円の定額で使い放題になる。定額データプラン スタンダード2 バリューは2段階制で、2年契約の場合で、定額料が2500円、上限額が5985円になる。

また、ソフトバンクモバイルの「月月割」、KDDIの「毎月割」と同等の購入サポートである「月々サポート」を開始する。対象はスマートフォンやタブレット端末、ブックリーダーなど指定の機種で、今後発売になる同種の製品も対象になる。割引金額は機種ごとに設定し、最大24カ月の割引がある。

【報道発表資料】
新たなパケット定額サービスおよびデータ通信専用の定額料金プランなどを提供開始

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