NTTドコモは2011年2月5日、同社が提供するスマートフォン向けのISPサービス「spモード」に不具合があったことを明らかにした。spモードのメールの送受信などが1時間13分にわたりできなかった。
不具合があったのは、2月5日の19時20分〜20時23分の1時間13分間。影響があったとみられる地域は全国で、spモードのメールの送受信、設定変更、確認ができない状況になったという。NTTドコモによれば、原因はドコモの通信設備の故障とのことで、20時23分に復旧した。
spモードは、スマートフォンでiモードのメールアドレスを使ったメールの送受信をしたり、コンテンツの通信料金との一括課金をしたりする際に必要になるサービス。NTTドコモのスマートフォンでパケット通信をするには、なんらかのISPサービスに加入する必要があり、spモードが最も標準的に利用されるISPサービスである。スマートフォン人気が加速している中でのサービスダウンは、今後に影響を及ぼしかねない。
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