NTTドコモ、4Gの予備免許を取得、横須賀などで実証実験を開始へ
2011.02.08
Updated by WirelessWire News編集部 on February 8, 2011, 10:10 am JST
2011.02.08
Updated by WirelessWire News編集部 on February 8, 2011, 10:10 am JST
NTTドコモは2011年2月7日、第4世代(4G)移動通信方式「LTE-Advanced」の実験用無線局の予備免許を取得したと発表した。予備免許は、神奈川県横須賀市および相模原市におけるもの。今後、実験試験局の免許を受け次第、実証実験を開始する。
LTE-Advancedは、2010年にNTTドコモがサービスを開始したLTE(サービス名はXi)を高度化した次世代の通信方式。NTTドコモでは、室内信号伝送実験で下り約1Gbps、上り約200Mbpsの伝送に成功している。実験試験局免許が得られた後に、横須賀市のドコモR&Dセンタ内および周辺と、相模原市の市街地で実際の使用環境で無線伝送実験を行う計画だ。実験の結果をもとに、性能の評価などを行う。
LTE-AdvancedはLTEとの互換性を保ちながら、広帯域化を可能にする技術などを組み込んだ通信方式。3GPP(3rd Generation Partnership Project)で標準化が進められている。さらに2010年10月には、国際電気通信連合無線通信部門(ITU-R)で4Gの移動通信方式の1つとして採用されている(関連記事:ITU-R、第4世代携帯電話にLTEとWiMAXの次世代規格を採用)。
【報道発表資料】
・第4世代移動通信方式LTE-Advancedの実験用予備免許を取得
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