ソフトバンク、3月1日から埼玉県熊谷市でLTE実証実験を開始
2011.03.01
Updated by WirelessWire News編集部 on March 1, 2011, 10:10 am JST
2011.03.01
Updated by WirelessWire News編集部 on March 1, 2011, 10:10 am JST
ソフトバンクモバイルは2011年2月28日、800MHz帯および既存の2.1GHz帯を用いたLTEシステムの実験試験局の本免許を2月21日に取得したことを発表した。埼玉県熊谷市で3月1日から実証実験を開始する。
実験では3GPP標準のLTEに準拠したシステムを使用して、800MHz帯と2.1GHz帯の双方の周波数帯を使ったフィールド実証実験を行う。実験には2つの内容がある。1つは、異なる周波数帯を同じエリアで実施することで、都市構造が違うエリアでの電波伝搬特性や無線伝送特性を調べること。もう1つは、第4世代の携帯電話システムである「IMT-Advanced」へ向けた「複数基地局協調伝送方式」(ECO-LTE)」の基礎実験。隣接する基地局が協調制御することでセル境界での無線伝送特性を改善するものである。
実験に使用する基地局は800MHz帯3局、2.1GHz帯3局。期間は3月1日から6月30日まで。
▼実験内容
【報道発表資料】
・800MHz帯におけるLTEシステムの実証実験を開始
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