KDDI、Android端末向けのセキュリティ管理サービスでモトローラ子会社と提携
2011.03.02
Updated by WirelessWire News編集部 on March 2, 2011, 10:20 am JST
2011.03.02
Updated by WirelessWire News編集部 on March 2, 2011, 10:20 am JST
KDDIは2011年3月1日、Android搭載デバイスに向けたセキュリティ管理サービスの提供に向けて、米Three Laws of Mobility(以下、3LM)と提携すると発表した。3LMは米モトローラ・モビリティの子会社で、セキュアプラットフォームなどのソフトウエア開発を手がけている。
KDDIは、3LMが開発したセキュアプラットフォームを利用して、2011年8月をメドに法人向けのセキュリティ管理サービスを試験提供する予定だ。3LMのセキュアプラットフォームは、OSレベルでのセキュリティ機能を提供するという。KDDIでは、これまでAndroid端末にセキュリティ機能を付加する方法として、「リモートロック for IS series」などのアプリケーションで実装する方法が採用していたが、OSレベルでの対策にも乗り出すことになった。
具体的には、(1)管理者がリモートから端末の制御や位置情報の管理、アプリケーション管理、カメラなどのデバイス管理をできるようにする「モバイルデバイスマネジメント」、(2)Android端末とユーザーのシステムの間で暗号化データ通信を実現する「セキュアエンタープライズリンク」、端末やSDカード内のデータを暗号化してマルウェア保護する「アンドロイドデバイスマネジメント」--といった3つの機能がある。こうした機能を法人向けに提供することで、企業の情報端末としてのスマートフォン利用のニーズに応えていく。
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