NTTドコモ、spモードに基地局データ利用の位置情報を提供
2011.03.30
Updated by WirelessWire News編集部 on March 30, 2011, 10:10 am JST
2011.03.30
Updated by WirelessWire News編集部 on March 30, 2011, 10:10 am JST
NTTドコモは2011年3月29日、スマートフォン向けのISPサービスであるspモードの機能を拡充し、3月31日から基地局データを使った位置情報を提供すると発表した。スマートフォン利用者に向けて、地下や屋内などGPS衛星の電波が届かない場所でもおよその位置情報を提供できるようになる。
▼左から「直感ナビ」、「乗換案内」、「マピオン」
「基地局データを活用した位置情報提供」に対応したサービス・コンテンツでは、NTTドコモの携帯電話用基地局の情報を使った位置情報も得られるようになる。屋内や地下でも位置が分かるようになるだけでなく、GPSを使うよりも短時間で位置情報を得られたり消費電力を節約できるといった効果も期待できるという。SNSや交通情報、店舗情報やゲームなどのアプリケーションでの利用を想定している。
対象となるのはすべてのspモード対応機種で、spモード契約があれば特別な申し込みなどは不要。位置情報取得にはパケット料金以外の料金もかからない。3月31日時点で対応するコンテンツは「直感ナビ」(ゼンリンデータコム)、「乗換案内」(ジョルダン)、「マピオン」(マピオン)で、今後は順次対応コンテンツを増やしていく計画である。
【報道発表資料】
・spモードの機能を拡充--基地局データを活用した位置情報提供を開始
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