ソフトバンク、発表済みの「IDEOS X3 SoftBank 004HW」の発売を中止
2011.04.08
Updated by Naohisa Iwamoto on April 8, 2011, 11:01 am JST
2011.04.08
Updated by Naohisa Iwamoto on April 8, 2011, 11:01 am JST
ソフトバンクモバイルは2011年4月8日、スマートフォン「IDEOS X3 SoftBank 004HW」の発売を中止したと発表した。IDEOS X3 SoftBank 004HWはファーウェイ製の端末で、春商戦向け製品として発売を発表していたもの。
発売中止の理由についてソフトバンクモバイルでは「ソフトバンクモバイルおよびファーウェイの両社は、発売に向け開発を進めてきたが、次期モデルの発売タイミングを考慮し、開発資源を次期モデルに集中させることにした」(広報部)としている。スマートフォンでは開発のサイクルが短くなり、製品発表から発売までの期間が長いケースでは次期モデル発売との時間差が少なくなるためだ。
IDEOS X3 SoftBank 004HWは、ソフトバンクモバイルが2010年11月4日に「SoftBank 004HW」として発表した製品。小型で11.2mmと薄いボディーを採用し、Android 2.2をOSに搭載するスマートフォンだった。発表後にファーウェイのスマートフォンブランドである「IDEOS」シリーズの名称が付いた。当初は2011年3月下旬以降に発売との計画だったが、国内市場に出回ることはなくなってしまった。
【発表資料】
・「IDEOS X3 SoftBank 004HW」の発売中止について
※4/8 12:15改訂
ソフトバンクモバイルから公式のコメントが得られたので、コメント部分を差し替えました。
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登録はこちら日経BP社でネットワーク、モバイル、デジタル関連の各種メディアの記者・編集者を経て独立。WirelessWire News編集委員を務めるとともに、フリーランスライターとして雑誌や書籍、Webサイトに幅広く執筆している。